「ルリボシカミキリの青」 “青に魅せられた少年”
ベストセラー「生物と無生物のあいだ」の著者、
分子生物学者福岡伸一氏のエッセイ。
広い視野と謙虚な姿勢で “世界”を見つめていらっしゃいます。
少年時代の鮮烈な “青” との出会いのエピソードは感動的です。
虫の虫だった福岡少年の憧れ、それは鮮やかな青色のルリボシカミキリ。
その“青”は、フェルメールさえも作りえないといいます。
ルリボシカミキリの青に魅せられた昆虫少年は、
やがて生物学者になりました。
色あせないその “青” を追いかけて・・・
分子生物学者福岡伸一氏のエッセイ。
広い視野と謙虚な姿勢で “世界”を見つめていらっしゃいます。
少年時代の鮮烈な “青” との出会いのエピソードは感動的です。
虫の虫だった福岡少年の憧れ、それは鮮やかな青色のルリボシカミキリ。
その“青”は、フェルメールさえも作りえないといいます。
ルリボシカミキリの青に魅せられた昆虫少年は、
やがて生物学者になりました。
色あせないその “青” を追いかけて・・・
今晩のおかずにも登場! 「チリモン博物誌」

釜揚げシラスの中に小さなイカを発見!!
とくに意味はないけれど、わくわくするような・・・。
このわくわく感に通じるのが、“チリモン”。
チリモンとは、チリメンモンスターの略称で、
ちりめんじゃこの中に混じっている、じゃこ以外の生き物たちのこと。
この本の素晴らしいところは“ おもしろさ” と “専門性” が両立しているところ。
チリモンたちの分類、それぞれの特徴や生態についての解説も充実しています。
その種類の豊富さにも驚きです。
何か見つけたとき、どんな生き物かが分かると、
おもしろさに分かる楽しさが加わり、世界が広がってゆきます。
それにしても、せいぜい1~2センチほどの小さなチリモンに夢中になるのは
いかにも日本人らしい感性ではないでしょうか。
「生きもの上陸大作戦」 絶滅がもたらすものとは?
“絶滅”と聞くと、全てが終わってしまうかのようです。
しかし、絶滅という現象は単なる消滅ではなく、
新しい生を生み出し、進化をうながすという
側面があると本書は教えてくれます。
生き物たちは、5億年という途方もない時間の中で
絶滅と進化を繰り返しながら上陸を果たし
「生」のドラマを展開してきました。
そのドラマは今につながっています。
そして、明日へ・・・
しかし、絶滅という現象は単なる消滅ではなく、
新しい生を生み出し、進化をうながすという
側面があると本書は教えてくれます。
生き物たちは、5億年という途方もない時間の中で
絶滅と進化を繰り返しながら上陸を果たし
「生」のドラマを展開してきました。
そのドラマは今につながっています。
そして、明日へ・・・
「ダーウィン進化論入門」 “進化する”ってどういうこと?
ダーウィン(1809-1882)が「種の起源」を出版したのは1859年。
日本が幕末の混乱期を迎えていた頃です。
本書では、ダーウィンの進化論についてを
分かりやすく解説するばかりでなく、
「進化論」が世に出るまでのその経緯と苦悩、
そして、その後の社会に与えた影響まで、
より広く「進化論」というものを知ることができます。
ダーウィンの生い立ちからその人となり、
家族や交友関係に至るまで “人”としての魅力にも
新たな発見と感動があります。