その姿はあまりにも神々しい・・・超巨大イカの衝撃

P・ドニ・ド・モンフォール「軟体動物の一般と個別の博物誌」(1802-05)より
海に棲むとされる西洋の伝説の怪物クラーケン。
船を襲うと、古来より恐れられてきました。
その正体ではないかとも言われるのがダイオウイカ。
体長18メートルに及ぶという世界最大の無脊椎動物で、
深海で生きている姿を見た人はいませんでした。
そんな謎の巨大生物を、国立科学博物館の窪寺恒己博士らが
小笠原諸島父島の東沖の深海で生きている姿の撮影に
世界で初めて成功し、NHKスペシャルで放送されました。

2013/01/13 NHKスペシャルより 推定7、8メートルのダイオウイカ
ゆっくりと動く大きなまなこと、黄金色に輝く体。
その姿はあまりにも神々しく美しい、
怪物というイメージからはかけ離れたものでした。
深い海の底にはまだまだ謎がいっぱい。
お空の彼方と同じくらい
果てしない世界が広がっています。
「深海の超巨大イカ」NHKスペシャルサイト
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