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アンモナイトが来た道

発掘しない化石愛好家がつづる 伊豆アンモナイト博物館公式ブログ

2014-04

漂えど沈まず・・・・儚くもたくましく

ミズクラゲ
ミズクラゲ

ふわふわ漂う透明な体。
これも、“生命のかたち”

しばしば、漁師さんたちを悩ませる、
エチゼンクラゲのように、巨大なクラゲもいますが、
クラゲも色々。

ドフラインクラゲ

こちら、この時期、各地の沿岸で見られる、
「ドフラインクラゲ」
傘の高さが2センチほどの、
春を告げる、小さなクラゲです。

動いているのが不思議なくらいですが、
ここにも、生命が宿っています。

クラゲの体は実に単純。

体の90パーセント以上が水分で、
脳もない、心臓もない・・・
胃、口、触手などがあるだけの、
なんとも、シンプルライフなのです!

それでも、生きるために必要な機能を搭載した、
極めて優れたシステムと言えましょう。

そんなクラゲの起源は思いのほか古く、
その祖先は、およそ10億年前に
地球に出現したと言われています。

人類が現れるずっとずっと前から、
儚くも、たくましく生き抜いてきました。

そして、これからも、漂えど沈まず・・・・

カブトクラゲ
カブトクラゲ

写真は全て東海大学海洋科学博物館にて撮影しました


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プロフィール

saccocoma

Author:saccocoma
発掘しない化石愛好家(♀)

石、化石、生き物・・・
たちを色々な視点から
熱いまなざしで
見つめています。
趣味は書店、古書店を
巡り、ときめく書籍を
探すこと。現在
“おもてな師マイスター”
として、おもてなし名人を
目指し奮闘中。

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