ヘリコプリオン アンモナイトに見せかけて・・・

毎年恒例、新宿で開催される、「東京国際ミネラルフェア」
今年の特別展は、「ザ・シャーク」
こちらでは“謎の渦巻き”との出会いがありました。

ロシア・ペルム紀(約2億9900万年前~2億5100万年前)
直径25センチ
異常巻きアンモナイトのようにも見えますが、
アンモナイトではありません。
なんと、サメの歯の化石(レプリカ)、
ヘリコプリオン(ゼンマイ状のノコギリという意味)。
軟骨魚類のサメの、「歯」以外の化石は
極めて残りにくく、情報が少ないのです。
未だその所属すら不明で、
上あごの歯なのか、下あごの歯なのかさえ
謎に包まれています。
そのため、色々な仮説があるようで・・・


実に様々な復元が試みられています。
一説には、アンモナイトと勘違いして近寄ってきた獲物を
パクリと食べていたのではとも言われています。
日本では、群馬県、宮城県で発見されています。
“謎のギザギザ渦巻き”
確かなのは、このような歯を持ったサメがかつて存在したということ。
どんな姿で太古の海を泳いでいたのでしょう・・・
消えていった生き物がもたらした想像の余地は、
あまりにも広大です。
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